大丈夫、未来は、きっと楽しい。

CAREER DESIGN

まわりと比べて焦ったり、このままでいたいと思ったり。大人になりたい日もあるけど、大人って疲れて見えて不安だし、キラキラしたSNSの世界も遠く感じる── そんな間で揺れる高校生たちへ。

大丈夫、未来は、きっと楽しい。

キャリアデザインをするとどうなるの?
🔍
誰にも真似できない
自分らしさ」が見つかる
自分自身に向き合うことで感情の解像度が上がり、好きなことが見つかりやすくなります。やりたいことや得意なことでいっぱいの人生を歩めます。
👀
あいまいだった卒業後の進路が
具体的に見えてくる
キャリアを考え、ありたい自分の姿を想像できると、そうなるために今するべきことが見えてきます。めざす進路も変わってくるかもしれません。
😎
周りに流されない
自分軸のある人生を歩める
理想の自分になるために努力すること自体が、自分らしい生き方をしているということ。自分の意志で、人生を切り拓くことができます。
このサイトを冊子デザインで閲覧する
※「CARRIER DESIGN BOOK」初版に一部誤植がございました。深くお詫び申し上げますとともに、別紙の通り訂正させていただきます。
なお本サイトに公開されているものは全て訂正済みとなっております。

01
これからの生き方を考える。
先輩のキャリア

高校を卒業してからの進路、いくつ思い浮かびますか?
さまざまな選択をした先輩の人生を見ながら、高校卒業後のキャリアについて考えてみましょう。

03
自分の現在地を知る。
私のキャリア

自分って、どんな人間なんだろう?どんな大人になりたいと思っているのだろう?
自分を知り、将来を想像し、目標を立てるキャリアデザインは、自分の可能性を拡げるために大切なこと。

04
今できることを考える。
コンテスト・資格

具体的なキャリアに向かって、いまできることがあります。資格取得やコンテスト出場など、自分自身がやりたいことを探ってみましょう。

コンテスト
全情コン 全国情報教育コンテスト

全情コンの最終審査会の様子を
写真レポ&ファイナリストインタビュー

スポーツや文化と同様に、情報の領域にも全国規模の大会を!という思いから生まれた「全情コン」。
情報を学ぶ高校生なら誰でも参加でき、最終審査会の舞台に立つチャンスがあります。
2025年3月22日、渋谷にて行われた第2回大会の様子をご紹介。情報の知識やスキルを活かした作品が全国から集まりました。

[写真]鹿野利春
審査員長のコメント

一般社団法人デジタル人材共創連盟
代表理事 鹿野 利春

問題を発見し解決する力を通して、
未来を創る全情コン

みなさんが学校で学習している「情報」は、これからの社会を生きていく上で必要となる「問題を発見し解決する」力を養う教科です。将来の選択肢には就職や起業などさまざまありますが、そのどれもが問題の発見と解決なのです。会社、国、世界で力を合わせて問題解決していくことで、社会を発展させています。情報は、文系・理系問わず、社会で活躍するときに役立つ教科であり、全情コンはその力を発揮する大会です。
全情コンでは、形にしたアイデアをプレゼンし、大人たちから正当に評価されます。これは、大人になってもなかなかできない貴重な経験です。ぜひ、多くの高校生に応募してほしいと思っています。手段としてプログラミングやAIが注目されがちですが、ダンスや音楽、アートでしか解決できないこともあります。自分が得意とするものに情報で学んだことを掛け合わせれば、あなただけのアイデアとなります。あなたの自由な発想を、楽しみに待っています。情報の学習は、将来、どんな選択をしても役に立つように設計されています。つまらないと思わず、自分の毎日に、すこし取り入れてみてください。

コメント全文
Finalist Interview

ファイナリストに選ばれた10チームにインタビュー。
デジタル領域で活躍する同年代は、どんなことを考えている?深掘りしてみました。

No.1

優秀賞
防災アプリ『SHS災害info』

宮崎県立佐土原高等学校 情報技術部
宮崎県立佐土原高等学校

チームには、小学生の頃からパソコンに興味があったメンバーも、高校ではじめて、という人もさまざま。実際の災害のシーンで役に立ったという話を聞くと、誰かの役に立てたことが実感できて嬉しいです。

No.2

指のリハビリゲーム機

メカトロ部
学校法人原田学園 鹿児島情報高等学校

友人が怪我をしたことを受けて作りました。「楽しくトレーニングできた」という言葉を聞いたときは涙が出るほど嬉しかったです。今後は、脚が不自由な人の歩くサポートをする機械も開発していきたいです。

No.3

VR動画視聴アプリ『naturip』

水都心電図チーム
大阪府立水都国際高等学校

世界各地の自然をVRで見ることで、現代人のストレスを軽減したいという思いで作っています。誰にでもあるストレスの芽を私たちのアプリで摘み、誰もが健やかに生きられる社会を実現したいです。

No.4

準優秀賞
オレオレ詐欺防止アプリ
『Clumsy Wave』

水工工業技術部
茨城県立水戸工業高等学校

今回はオレオレ詐欺でしたが、他にもたくさんある社会問題に対して、自分なりに解決策を提示していきたいと思っています。自分の知らない技術を見つけて、何かに活かせそうだなと考えている時間が好きです。

No.5

英語の発音学習ゲーム
『Have magic power!』 

水都心電図チーム
大阪府立水都国際高等学校

魔法を唱えるように英語を発音し、その正確性を測るアプリです。たった4ヶ月の開発期間で、エラーだらけの毎日でしたが、実際に小学生がプレイしているのを見たときは何よりも喜びを感じました。

No.6

家計簿アプリ
『サステナボード』

Unknown Prototype
宮崎県立佐土原高等学校

食ロスや無駄な買い物を減らせるといいなと思って開発しました。自分で「あっ」と思うようなひらめきをして、それを実際に開発して作ることが楽しいと感じます。結果も重要ですが、過程も大事にしています。

No.7

文部科学大臣賞最優秀賞
アナログ×デジタル
忘れ防止タスクボード 

久保晃市
群馬県立高崎高等学校

「おもしろ発明家」という名前で活動していることもあり、何か課題を解決するだけではなく、日常を少しおもしろくするものを作りたいと思っています。自分が作ったもので、世の中を幸せにしたいです。

No.8

幼児うつぶせ検出装置『BPDS』 

定期代10万
茨城県立IT未来高等学校

ひとつの目標に向かってチームで活動することが、僕たちにとって貴重な経験でした。解決に向かうまでのアプローチを検討しあったり、アイデアを練ったり、一人では決して成し得なかったと思っています。

No.9

サブドメインハイジャック対策プログラム

Ko:Hack;
茨城県立IT未来高等学校

ゲームをきっかけに、プログラミングに興味を持ちました。今はプログラミングだけですが、今後はデザインやメタバースなどのスキルや知識も身につけて、いろいろなことができる人になりたいです。

No.10

天文気象部の全データ
管理システム

天文気象観測システム「TAMOS」の開発
東京都立立川高等学校

部員の経歴はさまざまで、偶然が重なっていまのチームがあります。だから、自分の知らない世界を拒絶せず、広い視野でものごとを見て、知識を広げていきたいです。その上で人の役に立てると嬉しいです。

大会のアーカイブを公式ウェブサイトにて配信中!
次回大会も開催決定!みんなも挑戦しよう。