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IT企業の2つの挑戦ストーリー
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20代未経験エンジニアのサービスリリースまで挑戦の2ヶ月半 全部自分でやりましたよ。企画も開発も


冨髙 : 「誰かこのプロジェクトをできるヤツはいないか」という社内のオファーに自分で「やりたい!」と手を挙げたものの、その時点でリリースまであと約2ヶ月という状況。内心はビビりまくりでした(笑)。時間がない上に、プログラムを組んで開発を行うのも自分、AIチームやデザインチームとのコミュニケーションも、法律関係のやり取りも、モニターの先生との打ち合わせも自分というプレッシャーのある環境下で、がむしゃらにがんばりました。

冨髙 : 実はぼく、新卒で入社した会社をたった1年でやめています。今とまったく違う業種で、やりたいと思って入ったはずだったのに、実際に働いてみると、まったく合わなかったんですよね。自分がやりたいことを改めて考えたときに、「誰かが使って役に立つサービスを作れる人になりたい」と思って、働きながらプログラミングスクールに通い、プログラミングの知識を身につけた上で、GMOメディアに転職をしました。そのときは、まさか2年後、サービス開発からリリースまで自分でやり遂げることになるなんて夢にも思っていなかったですけどね。
失敗しても大丈夫。ぼくもまだまだ失敗できる


冨髙 : ぼく自身が高校生のときは、なんとなくいい大学に入って、大きい企業に就職できればいいかなあ、くらいにしか思っていませんでした。だから、あまり考えずに入社した最初の会社は1年でやめることになりましたし。確かに「失敗」だとは思いますが、その失敗があったからこそ、「本当にやりたいことってなんだろう?」と考えるきっかけになったし、やりたいと思ったことをやらせてもらえるGMOメディアに出会えたのだと思っています。

冨髙 : 今、やりたいことが見つかっていなくたって全然大丈夫だし、やってみて失敗したとしても全然OK。2回目も失敗しても平気です。20代ですら、社会ではまだ赤ちゃんみたいなもの。その先できっとうまくいくと信じて、ぼくもこれからも失敗しまくる予定です(笑)。
─── 冨髙 辰海の挑戦はまだまだ始まったばかり。今この瞬間も日本のどこかで、高校生へ思いを馳せながら、サービスのアップデートにいそしんでいる。
13歳の「やりたい!」に大企業の大人たちが全力で応えた話。
時は2023年。XがまだTwitterだった頃。サービス開発責任者の沼田は、あるツイートを目にする。「自分のスキルを使って、いま、企業で働いてみたい」13歳の少年プログラマーの発信。子ども向けのサービス作りに携わっている沼田としては、看過できない若者の「叫び」だった。中学生の雇用に向けて、沼田は動き出した。


沼田 : 中学生の直接雇用は日本では前例がほぼなく、相談に行った役所の方たちも、最初は「??」という顔で。提出しなきゃいけない書類も20種類くらいあったし、いろんな人の許可も得なきゃいけなかったし。ただただ絶対に実現したいという強い意志で、雇用までいたりました。

沼田 : 「中高生から働いたほうがいい」なんてことは思っていなくて。やりたいという意志を尊重した結果です。自分自身に働けるスキルがあったり、働いてみたいという意志があるのであれば、遠慮なく行動すればいいと思います。それに全力で応える大人がたくさんいますから。一度働いて社会に触れてみることで、学ぶ意味を理解できて、自分の進路の輪郭がはっきりするという考え方もありますよね。


森 : GMOメディアとして「コエテコ byGMO」を通じてプログラミング大会の取材や協賛を行う中で、大人顔負けのスキルを持った中高生がいることは認識してました。そういう子たちの可能性を、できる限りひろげよう!ってことになりました。

森 : 今はもう、長く下積みをしたほうがいい、なんていう時代ではなくなっています。ちょっとしたきっかけで歩が金になる。ぼく自身も感じたこともあるし、たっくさん見てきました。だから、マイノリティであることを恐れず、自分を信じて、行ってみたい方向に、突き進んでいけばいいです。自分を大切に、自分自身を肯定できる人になってください。すこし先の未来で、私たちは待っています。
エンジニア中学生視点の話はこちら「【取材】プロの現場で働くエンジニア中学生へ直撃インタビュー」

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